2013年6月16日日曜日

アジアの辛さ、世界の辛さ 

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インドネシアに一年間留学していた頃は
「今しかない、このチャンスに飛びつかずして何とする!
いつ食うの?今でしょ!」とばかりにいろいろな料理に
挑戦しましたが、同時にいろいろと辛い料理に当たって
「辛い!超辛い!死ぬほど辛い」ともだえ苦しみ
辛い思いをしたことも幾度と無くありました・・・




全体的にインドネシア料理は南国ということも有り
香辛料を利かせた辛い感じのものが多かったです

また、島ごとにも大きな違いが有り

・バリ島は甘い中に少々の辛さ
・ジャワ島は甘辛い辛さ
・スマトラ島はただひたすら舌が痛い
青唐辛子一色の無慈悲な辛さ

といった感じでした


ちなみにインドネシアではチャベと呼ばれる
青唐辛子が主流で、どの料理にも
何も言わなければ大量に載ってきますが
これがとにかく超曲者です!
なんというか地雷臭ぷんぷん丸です

下手に食べ過ぎると運が悪い人だと数日は
ポカリスエット片手に苦しむことになります
(実際に自分はそうなりました・・・)
そんなわけで自分はチャベが多い料理は
基本的にチャベ抜きにして食べました(^_^;)
※でも今となっては懐かしいけれど

自分がインドネシア留学中に学んだことは
小さい青唐辛子>大きい赤唐辛子 ということでした
皆さんもインドネシアに行くときは
これを心の片隅にでも置いてもらえれば幸いです



※余談ですが一様に辛さといっても
世界の国々で特徴があって非常に興味深いですね
例えば・・・

・日本ーわさびとしょうが、そして山椒の辛さ
(ちなみにインドネシア人にとって
山葵の辛さは万死に値するもののようです)

・韓国ー赤唐辛子と少々のスパイスが混じったマイルドな辛さ

・中国ー油っぽい辛さ、塩っぽい辛さ

・タイー香草やハーブが入った爽やかな辛さ

・インドー様々なスパイスのシンフォニーが奏でる
カオティックな辛さ

・ヨーロッパ-岩塩と黒胡椒の塩辛さ、そしてタバスコ

と言った感じでとても個性があって面白いです





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