今回はインドネシアの乗り合いバスについて紹介します
インドネシアでは日本で見られるようなサイズの路線バスは一部の都市部を除くとなく、写真のようなミニバスが多数走っています。
名前は、Angkutan kotaが正式名称で、一般には、Angkot(アンコット)、Angkota(アンコタ)等と呼ばれています。
車体の色と数字で路線の区分けがしており、乗る時はバスに向かって人差し指を突き出して意思表示をすると、人数に余裕があれば停車します。満員の時はそのまま通過しますが、市内であればすぐ次の便に乗れます。車内では詰めて座り、十数人乗っている時もあります。バス停や時刻表などはなく、規定の路線内であれば、基本的に乗りたい所で乗り、降りたい所で降りることができます。
バスは基本的に左側か、後ろから乗り降りします。ただ、後ろから乗るタイプはドアがなく、猛スピードで走る時は少々怖いです・・・
料金は、メダン市内の場合、高校生までが2000ルピア、大人は3000~10000ルピアといった感じで降車時に支払いますが、走行距離と運転手の気分で多少変動します。自分はとりあえず5000ルピア渡して運転手の反応を見て、お釣りをもらったり、追加で払ったりしました。
運転手は半分個人経営と言った感じなのか、車内や運転席は装飾やお守りがたくさんぶら下がっています。特にパダンなどの地域のものはデコレーションや車体改造が盛んらしいです。
以下はその他の公共交通機関の画像です
ベモという三輪タクシー。メダンでは動いているものはなく、この写真のように放置されたものを一度見たきりでした。
ジャカルタのトランスジャカルタという大型路線バス。専用レーンがあり、非常に高速でジャカルタの街中を走り抜けます。ジョグジャカルタにもあるようです。
その他、写真はないですが、ベチャというバイクタクシー、普通のタクシー、電車、ジャワ島のみ地下鉄、などの公共交通機関があります。
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