インドネシアのアニメ・ボカロ事情の光と闇と違法アニメ

PR


インドネシアでは日本のアニメ文化が有名で
こんな感じでちょっとしたアニメDVDショップが
露店やショッピングモールなどどこでも見られます
おすすめ”萌え系”のブログ記事一覧

しかし、これらのDVDは全部「違法」の自作DVDで
直輸入のフィギュアといった一部のグッズを除くと
ほぼ100パーセント違法な商品で埋まっています。

もちろんテレビ放送といった公式ルートでは
吹き替え版のクレヨンしんちゃんやドラえもんや
アニマックスでの深夜アニメ放送など
ライセンス取得済のものもありますが
やはり街中で見かけるアニメ関連のものは
残念ながらこういう違法のものしかないです・・・

ちなみに2012年時点のアニメのラインナップは

 魔法少女まどか☆マギカ(まどマギ)
※まどマギは異色の魔法少女アニメとして人気でした

けいおん!
※ポスターはネットの画像をプリントしたようです。

黒執事(現地ではBlack Butler 
※黒執事は公式に翻訳された漫画が流通しています。
あとは、デスノートの翻訳版の漫画も人気でした。

コードギアス-反逆のルルーシュ

明日のよいち!
 けいおん!
※けいおん風のコスプレバンドもいました

灼眼のシャナ・ゼロの使い魔

こんな感じで最新のものも英語字幕を中心に
流通しています。そして、写真にはないけど
シュタインズゲート、とある科学の超電磁砲、
僕は友達が少ない、IS・インフィニット・ストラトス
などの最近のアニメもすぐに流れていました

※ちなみに初音ミクといったボーカロイドも
人気でコスプレイヤーもたくさんいましたが、
ボカロの概念を知らずにアニメの一つだと
勘違いしている人が多かったです・・・


現地の大学の文化祭の露店にあった
アニメの違法ダウンロード&コピー屋。
初音ミクちゃんが可愛いですが違法です。
ビットトレントなどでその場でコピーして値段は
低クオリティが1ファイル5円
中クオリティが1ファイル10円
高クオリティが1ファイル30円
別にDVDに焼くと50円という驚きの安さです!



ここまで来るとインドネシア人が極悪人に
思える人もいるかもしれませんが、
やはりそうとは言い切れない理由もあります

いくつか例を挙げると、
・公式アニメは合法化&翻訳や字幕に時間がかかる
・ジャワ島の都市部でもない限り公式DVDは入手不可
・買う機会があっても物価や生活水準的に無理
・そもそも学生達は時間はあっても金はない
・急激な近代化でネットモラルを教えられる人が少ない
・日本の法律では治外法権で内政干渉できない

こんな感じで海賊版を無料で手に入れるのが当然
と思う感覚が今の若い世代にはあるようで、
なかなか現状の改善は困難です。

それでも留学経験を通して自分なりに改善策を
考えた結果、こんな解決策があるかもと思いました。
・個人的な違法DVDは広告と割りきって放置
・大々的にアニメ・マンガを違法配布するブログ等は閉鎖させる
・違法DVDショップ根絶は無理なので登録や税を義務付ける
・クランチロール等の広告付きで無料試聴できる環境を推奨する
・PCやPSPサイズの劣化画質アニメを公式に安く売る
・現地企業と組んで広告ライセンス件で収益化

東南アジア諸国でクールジャパンを流行らせ、
アニメの人気を下火にさせずに収益を増やすには
まずはこういった所から始めるのが妥当だと思います。



<トップページに戻る>

結局、日本のアニメ、マンガは儲かっているのか? (ディスカヴァー携書)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...